最新の試験情報

非臨床と前臨床はどちらも同じ意味

日常生活の中で使用しているものや食べ物、薬にサプリメントなどはすべて安全性が確認されたものだけが出回っているのが、日本という国の優れたところです。

化粧品にしても薬やサプリメントにしても、化学物が基本となっているものは使用したり体の中に摂取した結果、どのような反応を示すかは未知数です。さまざまな工程を経て世の中に出回るまでに行われるのが実験で、非臨床とは前臨床とも呼ばれます。臨床試験の前に行うという意味で前臨床と呼ばれていましたが、現在は臨床試験を行ったあとも随時おこなうことから、非臨床試験という呼び名が一般的となりました。

試験管で培養した細胞に新薬やサプリメントなどの成分を入れてその反応を見る方法と、体の小さなラットやハムスターなどのネズミを用いたり、近年は人と同じ病気を多く発症するようになったネズミよりも体の大きな個体である犬を対象に、動物実験という2つの方法で非臨床試験はおこなわれています。ラットにしても犬にしても、その結果から得られるデータは非常に重要であり、信頼度の高さにも優れていることは非臨床で得たデータを元に臨床実験へと進み、最終的には治験モニターと呼ばれる人に実際に薬の投与やサプリメントの摂取が可能になることからも明らかです。大きな体に適した実験から小さな体だからこそ分かるデータもあり、多くの動物の協力のもとに人が日常的に使う品々の安全が確保されていることに、改めて思いをはせることも必要と言えます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *