トイレリフォームをする場合にはほとんどの人はその費用について気になります。うちのトイレは毎年トイレリフォームをしているよという人はいるわけがなく、多くの人にとって初めての体験になるはずです。そんな時、適正価格が分かれば工事も頼みやすいのです。逆に、業者側から見れば、適正価格をホームページに示した方が顧客を獲得しやすいとも言えます。
ただ、トイレリフォームも様々なカタチがあり、なかなか一律にいくらと表示するのは難しいのです。ビジネス的に考えて、顧客心理としてはホームページに示された価格よりも実際に支払う額が安ければ嬉しいですし、業者に対してよいイメージを持ってくれるかもしれません。ですが、表示されていた料金よりも高い額を請求された場合には、マイナスの印象を持ってしまう可能性があるので安易に表示を控えている業者も少なくありません。そういう意味で適正価格がわかりにくいのです。
では、どのような時に多くの費用がかかるのでしょうか。一番費用がかかりやすいのは、水回りを変更してしまう場合です。水回りを変更する場合、つまりトイレの場所を移動する場合には、排水管を延長しなければならないことがあります。特に分譲マンションの場合には、配水管がコンクリート躯体より下に配管されている場合があり、専有部分から外れるため、工事が可能な場合でもこの時には排水管に勾配をつけなくてはならず、業者としてもなかなか一苦労する場面です。
業者としてもビジネスでやっている訳ですので、必要な料金はとらなくてはなりません。このように費用がかかるトイレコーティングをする場合があるという事を施主も知っておくべきです。
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