戸建て住宅ではトイレが一階に一つ、二階の寝室そばに一つがいまや主流となっています。かつてトイレは間取りのあまったスペースに配置されることも多く見受けられましたが、トイレは一日に何度も足を運ぶところでもあるため健康とも関係し、おろそかにできないことから、トイレリフォームに挑戦する人も増えているのです。トイレリフォームのプランニングの際には、配置を考えほかの部屋とのつながりが重要になります。ふたつあるうち一階のトイレは家族もそうですが来客用のパブリックトイレ、二回には主寝室に設けるスリーインワン方式のプライベート用といったように分けて計画するとスムーズです。
また、トイレの広さについては、前にかがんだり見繕いするため、便器の前方に600ミリ、横幅は900ミリ以上は必要になります。せっかくトイレリフォームを行うのであれば、パブリック用には小さい手洗い器や鏡があると喜ばれますので、その場合は一畳分ほどのスペースがあればゆったりとしたスペースにすることが可能です。収納はストックや掃除セットがすっきり納まるように計画しておきます。最近では床が汚れるのを嫌って、男性も洋風便器に座って用を足すことも増えていますが、家族構成で男性が多いのであれば、専用小便器を設ければ飛び散り汚れも少なく済みますし、新しく開発された便器には開口部の広いものや、飛び散り防止のデザインを兼ね備えたものなどもありますので、検討してみるのも一つの手です。
Be First to Comment